シャッターが重たい時の調整方法

シャッターが重く感じる場合、バネの調整が必要かもしれません。

シャッターが重くなる現象は、スプリングシャフトのバネが緩むことで起こりやすくなります。普段、手動シャッターが簡単に開くのは、バネが縮もうとする力が、シャッターを持ち上げる人間の力に加わるからです。
しかしバネが緩んでいると、バネが縮もうとする力も弱くなるため、持ち上げる人間がより大きな力を出さなければ開かなくなります。

シャッターが重く感じる際には、バネの緩み以外にも以下のような原因が考えられます。

サビの発生潤滑油不足が原因で、シャッターが重く感じることがあります。

可動部分に発生したサビや、潤滑油の不足は、シャッタースラットやガイドレールに余計な摩擦を生みます。
摩擦が大きくなることで、開閉時に重さを感じやすくなるのです。

シャッターの開閉時に嫌な異音がするようになったら、摩擦が発生しているサインかもしれません。
異音がしてシャッター重いと感じた場合には、バネの緩みだけではなく、サビの発生や潤滑油不足を疑ってみましょう。

シャッタースラットの歪みも、シャッターが重く感じるときに考えられる原因のひとつです。シャッターは、細長い板のスラットが連なって入口や窓を覆っています。
その板状のシャッタースラットは、全てがキレイに平らに並んでいるからスムーズに巻き上がります。
ところが、シャッタースラットが何らかの原因で変形してしまうと、巻き上げの際にその部分が余計な負荷を与え、重く感じられるのです。

シャッタースラットは意外と繊細で、雨風や何らかの物体の衝突などでも歪んでしまうことがあります。
台風の後などは、動きに異常がないか、普段以上に注意深くチェックしてみましょう。

まとめ

シャッターが重いときのバネの調整は、プロの業者にお願いしましょう。
知識や技術のない人が無理して調整するのは、大変危険です。
シャッターの部品は重いものも多く、シャッターのバネ部分に触れることは大きな事故のリスクもあります。しかし、個人でもバネを劣化させないためにできることはあります。
シャッターの掃除を定期的に行い、巻き上げやすくすることは、バネの負荷を抑える上で効果的です。
小まめに掃除をすることをおすすめします。

BLUE'S WORKS株式会社

シャッター専門店